AutoCADで10MB、20MBの容量になりますと、変換作業にも支障が出てきます。
実際にデータが多い場合は仕方ないですが、
見た目の内容に比べて異様に容量が多い図面があります。
このような場合、どこが問題になっているかを調べて、軽くできる場合があります。
上記の図面は、本来、円コマンドを使い3個の要素で表現できますが、
この図面の場合、線分で書かれており、560個の要素で書かれています。
(この様な状況になるのは色々な場合があります。)
例えばこの円が数百個あると、これだけでもデータ容量に違いが出てきます。
また、円がこの様な状態の場合、1つの線に見える場合でも、
線分の集合体の場合がほとんどです。
要素数が見た目以上に極端に増えてしまうため、
データが異常に大きくなる原因の一つになります。
この場合、線分を結合して要素数を減らすと、データ容量は軽くなり、
作業もスムースに進みやすくなります。