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ラスター変換のこだわり

ラスター変換は、一種の職人芸です。 貼り合わせる原図が、マイラーの第一原図でも、なかなか合ってこないため、四苦八苦するのですが、折り曲げられた白焼き図や、汚れた青焼き図になりますと、合体させるのは、至難のわざとなります。傾き補正、四点補正、多点メッシュ補正、梯子補正、通り芯補正など、色々な補正をして、データ上で紙にしわを寄せる感じで張り合わせます。まさに、熟練技といった感じです。補正をせずに、つなぎ合わせますと、当然、合って来ません。お客様から、スキャンされたデータをいただくこともあるのですが、スキャンそのものが、内枠が消えていたり、枠そのものが部分的に消滅していたりとかで、使い物にならないことも、よくあります。当社で、改めてスキャンし直す事も多いです。ラスターデータは、きちっと補正して合わせれば、充分使えます。また、ラスターの合成では、違う種類のものを合成しなければならないこともあります。たとえば、頂いた原図の作成年度・作成会社・発注者等が違ったものを貼り合わせたりする場合は、どの図面がメインなのか、新しいほうを優先するのか、どちらの発注者分を優先するのか等、細心の注意を要します。また、日本測地の原図と世界測地の原図を貼り合わせることもあり、日本測地の原図を世界測地に変換して、貼り合せます。このときも、オーバーラップした重複部分の削減などに、慎重に慎重を重ねます。 いずれにしても、経験と設備が重要となります。 是非、お任せください。

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