電子納品に関する作業が苦手であるという設計者の方から、都道府県の採用しているチェックシステムをクリアしてほしいとの依頼でした。技術的にどうしてよいかわからないとのことなので、ゼロからの作業となります。
ここの都道府県は、CADの文字の全角半角のチェックと禁足文字のチェックも行われますので、CAD製図基準に完全準拠して納品しました。
常日頃から電子納品に関しては伊賀崎さんにお願いしています。設計者としては、電子納品やP21に関して、勉強しなくてはいけないのかも知れませんが、SXF等に関してはかなり難しく理解しにくいです。 ですから本来は、すべてを伊賀崎さんにお願いして、電子納品については関わりたくないのですが、役所での打合せのときに電子納品についても色々言われるので、ある程度は、理解しておかないと話になりません。 先日も電子納品にかなり比重をかけておられる役所の担当者と打合せをしました。 断片的ではありましたが、伊賀崎さんから色々話を聞いていたので、ある程度、役所の方に受け答えでき、恥をかかずにすみました。伊賀崎さんに、教えてもらっていなかったら、チンプンカンプンでした。今後は電子納品も、さらに高度化されるそうなので、役所の打合せのときから伊賀崎さんに付いて来てもらいたいと考えています。
性格が素直な方ほど、何でも聞いてこられます。ただ、正確に理解をしておかないと、間違ったことを話してしまう危険があり、役所等の打合せではできれば即返答、即了解とせず、一度持ち帰って検討するというのが良いと思われます。というのも、役所の方も、電子納品について、詳しい方と詳しくない方の差があるからです。